平成27年度サブキーパー研修会開催

ゴルフコース管理本部

11月10日、キーパー研修会に先駆けてサブキーパー研修会を墨田区曳舟文化センターにおいて開催しました。

各現場ではキーパーの意図を組み、スーパースタッフとしての作業をこなしつつ、部下の状況を把握し、いかに効率よく業務をこなすかを考え孤高に采配を振るうサブキーパーも、本日は同じ境遇を分かち合う仲間として共に教卓を囲む一日となりました。

今回の研修は、時代のニーズと会社、部の目指す方向性の提示、知識確認の為の技術補講、及び　次世代に向けた人材育成の考慮、以上を３本の柱として開催しました。

次世代に向けた人材育成がなぜ必要なのか　を考慮する際、『能力向上が仕事へのモチベーションをアップさせる』事をベースにおき、『任せられる人材が育つ事により組織としての技術力、能力向上』が『現場の品質向上』へとつながり、『会社の発展、社会貢献　（施主、プレーヤーからの評価）』を得る事になりますが、その結果が再度ベースの『仕事へのモチベーションをアップさせる』事に循環していきます。

この循環を踏まえ、皆で各境遇にある部下育成の問題点を拾い出し、解決に向けた糸口を考えました。自らも成長過程の中でありながら部下育成を真剣に考える眼差しに明日のコースを担うキーパーが確実に育っている様子が伺えました。

継続実施しているグループワークでは、初めて参加するメンバーもいましたが、意見のとりまとめ能力、ディスカッションにおける仲間への配慮、及び冷静に自らの思考を顧みる手法能力が当初と比較すると確実に向上してきていると感じます。特に時間軸の中で積極的な動きこなしている様相は、研修成果がコース実務に反映されている要素が大きいものと感じられます。
根底にあるべき技術職としての基礎研鑽を大切にしつつ、時代の変化を俊敏に取り入れる、その変化の中に一番大切にしたい顧客のニーズがあることに配慮して、実力を臨機応変に発揮し活躍できる次世代のコースマン　東武緑地マン　の育成にむけて今後も工夫を重ね研修を実施してまいります。

ゴルフコース管理本部